2020年がやってきて、本格化する世界的にウィルスが流行している中、僕はよくこんなことを考えていました。
2020年以降の現在は、様々な価値観が塗り替わる大きな転換期になっているのは間違いありません。
今回はこの価値観の変化についてまとめました。
「ニューノーマル」の言葉の意味する所とは
「ニューノーマル」この言葉はここ数年でやたら耳にするようになりましたが、実はそんなに新しい言葉でもなかったりします。
ニューノーマル
もともと、ビジネスや経済分野で景気後退あとの情勢なんかを指してたけど、最近ではコロナ禍の影響を受けた後の新しい日常、みたいな意味で使われはじめている。
とりあえず、現代ではニュースでキャスターが「新しい生活様式(キリッ」とか言ってるアレの事だと覚えておいてOKです。
新時代のスタンダード、一体どんなの?
もともと兆候はありましたが、その分野の専門家じゃない僕でも体感するような、明らかな変化も増えてきました。
色々ありますが、ややこしいので項目で分けて書いてみます。
どの項目にも共通して言えるのは「新しい気づき」が生まれたことです。
分かりやすく比較するために、コロナ流行前後の生活の一般傾向と一緒に見てみましょう。
日常のスタンダード
2020年以前(今まで | 2020年以降(これから | |
娯楽 | ・映画館 ・外食や飲み会 |
・Netflixなど動画コンテンツ ・UberEatsやリモート飲み会 |
恋愛・結婚 | ・職場や学校で出会う ・子育て世代の離婚率が高い ・一人で過ごすことへの不安 |
・マッチングアプリで出会う ・リモートワーク原因の離婚増加 ・結婚や同棲希望者の増加 |
冠婚葬祭 | ・結婚式や披露宴 ・通夜~葬式 |
・入籍と写真のみ ・家族葬や小規模葬 |
消費傾向 | ・レジャーや店舗での消費 | ・ステイホーム関連の消費 |
人と気軽に会えなくなったり、逆にステイホームでいつもより多く家で過ごす時間が増えたのが一番実感がある変化ではないでしょうか。
その結果、必然的に様々な事を考える機会が増えてきました。
- 人のつながりの大切さと大変さ
- 案外、お金をかけなくても楽しめる
- 自分にとって必要なものを再確認
仕事のスタンダード
2020年以前(今まで | 2020年以降(これから | |
職場 | ・会社の立地はステータス ・会議は一か所で ・ |
・本社を地方に移動 ・オンライン会議 ・ |
取引先 | ・相手先に出向く | ・ZOOM等でビデオ通話 |
失業* | ・退職しなければ比較的安定 | ・業種によってはかなり増加 |
世間的な自粛の空気で、業種によっては業績に笑えないレベルのダメージを受けたり、倒産する場合が相次いでいます。
参考:プレジデントWOMAN~2020年決算から分析する真実とは
また、テレワークを行ってみると思ったよりも業務効率や経費節減になるのが分かり事務所を縮小したり郊外に移す企業もちらほら出てきています。
- あれ?出社する必要なくない?
- 通勤時間ってすごい無駄じゃない?
- 会社員で勤めてるだけじゃ安心できないな…
つまり、価値観が変わった
こうして生活の変化を見てみると、思った以上に大きく世間の価値観が変わってきているのに気が付きます。
ニューノーマルの価値観は、内向き(精神的、実用的)の傾向にある
では、なぜ価値観の変化が起きたのか。
もう少し突っ込んで考えてみると、その理由が想像できます。
- 好きな時に好きなところに行ける
- 自由に人と会える
- 収入が比較的安定している
- 入場制限や営業時間の短縮
- 人と会うのは気を遣う
- 収入が不安定になりやすい
気が付くと、僕たちの今の暮らしはかなりの不自由や不安さを抱えています。
という事は、現在の価値観が大きく変わり始めた原因は『不安が起こりやすい』からだと気が付きます。
例えばこんな不安
- このまま独身でいいのか(老後の不安)
- 今の会社勤めで安心していていいのか(経済不安)
- 感染したらどうなるのか(健康不安)
今までも不景気や災害の不安はありましたが、ここまで大惨事になるパンデミックは正直予想していない人がほとんどではないでしょうか。
「いる・いらない」の目線がシビアになってきた背景には、失業をはじめとした全体的な不景気があるはずです。
新時代のスタンダードはますます加速する
この記事では、僕のような一般人の2020年以降の生活と価値観の変化について触れ、今までと今で変わってきた事を例としていくつか挙げました。
今は何となく感じる程度かもしれませんが、きっと10年、20年経った頃には今の価値観をもとにした社会に変わっているはず。
ニューノーマルとは…
- 新基準の価値観を指す
- 外向きから内向きの価値観へ変わってきた
- 日常生活の「あれ?コレいる(いら)なくね?」の気づきが増える
- 企業は新しい商品やサービスを考えていく必要がある