社会人になると、こんなやり取りは絶対一回は目にすることがあるし、言われるor言った事があります。
アナタにも、初めてのバイトや社会人なりたての頃に「え…、こんなことまで報告するとかマジ?」みたいなのも多くて、戸惑った思い出があるはずです。
この記事では、社会人の必須スキル『報連相』について、なぜ社会人の基本スキルになるほど大事だと言われているのか、あまり教えてもらえない、一番キモになる部分を解説します。
報連相…『報告・連絡・相談』を略した言い方。
報連相がダルイと思っているどこかの社員さんも、部下がきちんとやってくれないと悩んで胃が吹き飛びそうな上司の方にもおすすめの記事に仕上がりました。
ではどうぞ。
報連相が大事なのは『自分に一番いい状況を作る方法』だから
まず最初に頭に入れておいて欲しいことがあります。
それは「会社を円滑に回すため…」だとか「みんなに迷惑かけないため…」ではなく、『自分を一番簡単に守る方法』が報連相をしっかりやる意味だって事です。
もちろん、先にあげた「会社を円滑に回す…」とかも考え方としては超大事です。
ですが「会社の為!」よりも「自分の為!」と考えたほうが、圧倒的にちゃんとやる気になります。笑
企業と個人、それぞれの立場から見る大事さ
では、ここからは従業員と会社でなんで報連相が大事なのか、立ち位置別にみてみましょう。
それぞれの立場から見る効果の、詳しい説明は上の図に書いています。
しかし僕が一番アナタに伝えたいことは、報告する側もされた側も一番楽に仕事が出来るってことです。
大事な事なのでもう一度。報連相をマスターすれば得られるメリットがコレ。
しかも、楽をするために報連相してるだけなのに、やり方によっては同時に周囲からの評価や信頼を集めることにも成功したりします。笑
まさにWin-win。
ちゃんと報連相をやるのが、一番気楽に仕事が出来る。
得する事が多いから、やっとくのが吉。
一体、どこまでを報連相すればいいのか問題
職場ではまず、研修段階で「何かあったら、とりあえずちゃんと言ってね」とか言われるわけですが、何かあったらって言われても正直わからない事が多々あったりします。笑
でもよくよく考えてみれば、こんな疑問にぶち当たる時があります。
そう、どのあたりまでやっとけばいいのかな問題です。
上司とか教育係の性格にもよりますが、基本的に以下の3つだと覚えておけば問題ありません。
コレ結構大事な話なんで、また今度詳しく話します。
『報告と連絡』はできても『相談』までやれる人は少ない
社会との接触になれてきたら、自然と無難な程度の報告や連絡が出来るようになってきます。
…が、そこから先の相談ができる人は、思ってるよりもそんなにいません。
ある程度慣れてきたら、ぜひ相談まで出来るようになっておきましょう。
相談は職場で信頼を築くチャンス
「相談」の言葉に、あなたはどんなイメージを持ちますか?
一般的には、親しい人にするもの、信頼している人にしかできない…など良いイメージがあるはず。
相談される…世間的には好かれている場合にされるもの
つまり仕事の内容でも、何かをお願い(相談)すると、相手との心の距離が少し近くなるんです。
ぶっちゃけ、同僚や部下であれば内容は大したものでなくてもいいと僕は思っています。
「あなたに相談しましたよー」っていう実績作りが大事というか…。笑
世間話のような感覚でやるのもいいかもしれません。
社会人で一番最初に身に着けるべきスキルってのはマジ
というわけで、社会人の必須スキルについてお話ししました。
バイトやってた学生時代は「チッ…ウッセーナ…」程度の認識でしたが、本格的に社会人になると責任の大きさによって、どんどんその重要性を思い知るようになりました。笑
社会には理不尽も沢山あるので『貴様など地獄の業火で焼き尽くしてやるわ!』とか中二病が爆発しそうになる時もたまにあります。
ですが、報連相をマスターすれば、その理不尽もいくらか回避できるようになります。
どうせ働くなら、少しでもストレスを回避しながら過ごしましょう。
ではまた。